教育資金の準備方法は?
2024年1月から制度が拡大されるNISA。
特につみたてNISAと子どもの教育資金は相性の良い取り合わせで、提案の軸になってくるかもしれません。しかし、本当につみたてNISAだけで大丈夫なのでしょうか?
医療が発達し、共働き家庭が増える中で、どちらかが亡くなって経済的な困窮となるケースは少なくなっている様に思います。しかし、夫婦どちらかが要介護状態や長期入院となれば、やはり経済的なダメージは大きいものとなります。
いくら準備するか?
幼稚園から大学を卒業するまでにかかる費用を掲載しています。紙で出力してお客様にご提案してみてください。小学校から私立に進学するケースが最も負担が思いことになりますが、その選択を取る親御さんはわずかです。実際に1.3%しかいないことが以下のグラフとその下の統計からわかります。
そうなると、多くの方にとっての教育資金準備のターゲットは子供が大学入学するタイミングです。この期間は17年間ありますから、運用しながら準備する機関としてはマッチするかもしれません。
高校から私立に行くなら?
高校から私立に行くケースは実は34.4%にも上っており、3人に1人は私立高校であると言えます。もし、ここで高校から私立へ進ませる可能性をお持ちなら、運用期間は15年くらいになります。
そうなると、NISAで準備するのは少し心もとない気がします。
株式や債券で運用する限り、期間が十分でないとリスクが高まるからです。
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