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「変額保険のしくみ(Part1)」をリリース

 

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変額保険の販売シェアは?

1986年から発売が始まった変額保険はゆっくりと販売件数を伸ばしており、近年、特に堅調に伸びています。「生命保険の動向(2022年版)」よると、変額保険の販売件数は、2017年から2021年にかけ2.5倍増加しています。大きなシェアではありませんが、販売件数が増加傾向にあるのは変額保険だけです。ちなみに変額個人年金を含む個人年金はこのグラフには反映されていません。

販売が堅調な背景には顧客の嗜好もある

変額保険は昔から販売されているにもかかわらず、なぜ最近特に堅調なのかと言うと、円建ての保険商品が予定利率として魅力がない中で、外貨建て保険商品と変額商品の魅力が増したこと。一方で外貨建て保険の主力商品である米国ドル建て保険が、為替の影響で保険料が高くなったからと言えるかもしれません。

また、最近のお客様の嗜好が運用性商品に向いていることも大きく関係しているように思います。詳しくは以前投稿した、以下のサイトをご覧ください。

お客様は本当に理解している?

変額保険の販売が堅調なことは良いのですが、心配なのは本当にお客様が変額保険を理解しているのか?というところです。契約者、被保険者の違いすら理解していないお客様がいる中で、定額保険である「定期保険」「終身保険」「養老保険」のしくみを飛ばして、変額保険を説明してしまうと、大混乱するのではないでしょうか?

最初に説明すべきところはどこでしょうか?

定額保険との違い

定額保険の3つの保険のしくみを説明した後に、紐づけをする形で変額保険をご説明するとわかりやすいのではないでしょうか?

❶ 死亡・高度障害保険金部分

特に死亡・高度障害保険金部分の違いでは、変額保険の魅力は引き立ちやすいと思います。

  • 定額保険は死亡・高度障害保険金が一定
  • 変額保険は運用の成果によって、死亡・高度障害保険金額は基本保険金額を最低保証しつつ、上振れを期待できる

❷ 積立金部分

しかし、積立金の運用のために準備されている特別勘定のしくみにより、積立金に最低保証がないことはしっかりとご理解いただきたいところです。

その理由として、変額保険は純保険料のうちの積立金部分を投資信託へ投資しているからであるという部分をご理解いただくと、変額保険のご契約後の特別勘定のご案内もご理解いただきやすいのではないでしょうか?

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