一生涯で１台の車に乗り続けろ
もし、このような指示を受けたとしたら…。おそらく多くの方が、自分の乗っている車を大切にメンテナンスしていくことだろうと思います。改めて考えてみると、自分自身の身体も、取り換えずに何十年と使っていくものですよね。まさにたった1台の大切な車です。
このように考えると「ひとつしかない身体を、どれだけ良いコンディションで乗りつづけるのか？」ということは、とても大事なことだと思います。病気やケガで少しでも良い治療をしていくことは、身体を長く健全に保つことにつながるはずです。でも、良い治療を行うには治療費が嵩むことも事実です。
治療費が１か月に100万円かかるとしたら…
ガンに罹患して、もしこんな話を受けたらどうしますか？
高額だから諦めようとは思わないでしょう。なんとか治療をしたいと思うはずです。問題は治療費です。でも、安心してください。公的保険制度（健康保険制度）によって、3割負担。更に高額療養費制度を使えば、歴月で上限があります。したがって、どんなに治療費が高額になっても、1か月で100万円の治療費がかかる心配はありません。
これは本当に安心できるしくみで、世界にも誇れるものだと思います。この高額療養費制度のしくみを、詳細にお客様にお伝えすることで、無駄な不安を取り除いてあげることができるでしょう。
高額療養費制度のしくみ
以下のように3月1日から3月末までに100万円の治療費がかかった場合、窓口負担は3割ですので30万円。そして高額療養費制度によって、自己負担額の上限を超過した金額は払い戻されます。
記載のように、年収が500万円のケースですと、8万7,430円が実際の自己負担額になります。
見落としがちな3つのケース
このように高額療養費制度のメリットを見ていくと、「民間の医療保険は不要なのではないか？」と思うお客様もいるようです。しかし、それは非常に浅い理解です。次のような3つのケースをお伝えすることで、自分にとって安心できる医療とは何なのかを考えるきっかけにしていただけると思います。
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