人の悩みは様々
仏教には「煩悩」と言う言葉があります。
煩悩とは「私たちのストレスの原因」を意味し、私たちの人生が苦しくなる原因となる様々な心の動きを総称した言葉です。仏教では、煩悩が止めば私たちは苦しみから解放され、安らかで楽しい人生を歩むことができると考えられています。
この煩悩は108あると言われていますが、その由来は諸説あります。そしてこの煩悩の数と関連して、数珠の珠の数が108であったり、除夜の鐘が108回鳴らされるということにもつながっています。
このように私たち、そしてお客様を苦しめる煩悩(悩み)ですが、どのような分布になっているのでしょうか?
厚生労働省「国民生活基礎調査」令和元年版より「各年代別の悩みの内訳」を図示しました。教育社会学者の舞田敏彦氏が紹介している手法であり、俯瞰して人の悩みを見ることができます。
分布の具体的な要素を見て見ますと、このようになります。
- 10代である学生時代は自分の学業や受験に対する悩み
- 20代を過ぎて社会人になると恋愛や結婚の悩み
- 30代になると育児や子供の教育の悩み
- 40代50代はほぼすべての悩みが出そろう
- 60代70代に進むにつれて、自分や家族の病気や介護の悩み
私たちセールスもお客様も納得できる分布になっているのではないでしょうか?
そして、共通することは「収入・家計・借金等」といった問題は、年代に関係なく人生を通じて私たちを悩ませる課題だと言うことです。
その問題を解決してあげられる保険セールスは、お客様の人生をも変える素晴らしい能力を持った人です。
大事なことは勇気と想像力
人生は恐がりさえしなければ素晴らしいものになる。
人生に必要なものは、勇気と想像力。それとほんの少しのお金だ。
チャールズ・チャップリン
チャップリンの言葉です。このような人生観を持てる人は少ないのではないでしょうか?こうありたいと思っても、日々お金の悩みに付きまとわれているのが現実です。でも、お客様に勇気や想像力を持って相談してもらえれば、専門家として解決できることも多いはずです。
ニーズ確認に使用する
オンライン商談時、「医療保険についてご相談をいただいておりましたので、今回は医療保険について商品の選択方法をお伝えします」とか、「変額保険の正しいポートフォリオの組み方についてご紹介します」と言ったように、ニーズを絞ってお話されるケースが多いと思います。
一方で、まだ潜在化しているニーズに関しては、お客様が気になっているポイントをヒアリングすることも同時に行っていると思います。そのきっかけの話題としてこのチラシを使用し、お客様の悩みを伺ってみてはどうでしょうか?
最適な金融商品をご提供する機会になれば幸いです。